12月10日 tone!tone!tone!第4回公演「銀河鉄道の夜」
みんなにとっての幸いってナンだろう?
金沢市民芸術村、パフォーミングスクエアにて「銀河鉄道の夜」を開催しました。
今回は、tone!tone!tone!第1回公演(2003年)「ジョルジョとその仲間たち」の演出をされた北山久美子さんをお迎えし、ダブルキャストでの初の3回公演に挑戦しました。新たな風を吹き込んでくださった北山さん、ありがとうございました。
そして、多大なご協力をいただいた滝川慎哉さん、照明の宮向さん、音響の青木さん、金沢舞台、大道具制作の嶋源、金沢市民芸術村の皆様、ご協賛いただいたご家族、関係者、スポンサーの皆様に心から御礼申し上げます。
演出の北山さんからのメッセージ
各々がそれぞれの立場で関わり舞台は幕を下ろしました。
私は、『みんなにとっての幸いってナンだろう?』というテーマをこの作品に託しました。出演者やスタッフは、常にこのことを自問自答しながら稽古や準備をかさね、そんな皆さんに触れて導かれた私なりの答えが「全員が自分を抜いたみんなを想う」でした。
公演パンフレットにも書かせていただきましたが、 「1人1人全員が、他のみんなを想うと・・・、あれっ?!みんなが全員、僕を想ってくれた!!!」 ・・・人と人とのつながりの原点だと思います。
舞台表現は、「自分の存在なくして生まれないもの、他者の存在なくして生まれないもの」自分や他者を意識する場に身を置かざるおえない、とても大きな意義がある大きな空間です。そんな中で生きた半年間は、皆さんの今後にきっと何かを残し、また、その想いが見ているお客さまにも何かしら伝わったと信じています。
そして何より、舞台を支えてくださった全ての皆さまの想いに・・・心より感謝申し上げます。
表現が、皆さんの人生を豊にしてくれますように!
金沢市民芸術村「パフォミングスクエア」
2006年12月10日(日)
演出/北山久美子
原作/宮沢賢治 作/市川森一 |